「CS」,意味の受け取り方で接客は変わる


皆様こんにちは。上田由佳子でございます。

この度も、ご訪問ありがとうございます。


急に朝晩冷え込むようになってまいりましたね。

この時期は、24節気でいう「寒露」という季節にあたります。

日も短くなり、そろそろ自然の季節が色づいてくる頃でございます。

街中では、キンモクセイの良い香りが漂うと思えば、銀杏の香りになったり(;^_^Aと、

ようやく秋を感じられるようになりました。

私は何故か、「秋」になるといつも何かに焦りを感じ、急に本を読み始めたり、

色々なセミナーに参加したりする傾向があります。

皆様は「秋」に、何かを感じる事はありますか?


さて今回は接客用語における、CSについてです。

CS(Customer Satisfaction)・・・お客様満足
ES(Employee Satisfaction)・・従業員満足

でございますね。

この言葉、ご存知の方は多いでしょう。

しかしこのCSという言葉、受け取り方によりかなり意味が違います


・お客様を満足させる
・お客様が満足する

例えばこの2つ。

「を」の場合は、スタッフ側がお客様に満足していただこうと行動しています。

「が」の場合はお客様自身の満足感です。


このように見てみると、どちらでも良い気がしますね。

ですが、「を」の場合、満足感の押し付けであったり、一方的になる可能性がございます。

そして、スタッフも気持ちが重くなる事もあるかもしれません。


接遇サービスのプロフェッショナルとしては、サービスをした結果、

「お客様が満足」したという事が大切ではないでしょうか。

お客様がどう感じたり、受け止めたりしているかということです。


お客様を満足させましょう ≠ お客様が満足するようにしましょう


言われたスタッフの感情は違うのではないでしょうか。


そしてお客様が満足すると、接客をしている私達も嬉しいですね。

お客様が満足(CS)してスタッフが満足(ES)する。

いかがでしょうか。

このサイクルができると、接客業をとても楽しく感じる事ができると、

私は確信しております。


これから秋も深まり、気温差も激しくなるようです。

早くも風邪も流行しているようです。

どうぞご自愛くださいませ。


最後までお読みいただきありがとうございました。


上田 由佳子





接客人

これから接客業につく人、 現在携わっている人へ伝えたい・・・! おもてなしの楽しさ、美しさ。 接客業だからこそ経験できる喜びを感じてほしい・・・ そんな想いで立ち上げました。 少しでも皆様お店のご繁栄のお役にたてればと思います。

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