贈答マナー2
皆さまこんにちは!上田由佳子でございます。
先日の21日は夏至でございました。
一年で一番明るい時間が長い日ですね♪
一日の時間は変わらないのに、明るい時間が長いと何故か得をした気分になるのは、
私だけでしょうか( ^)o(^ )🎵
さて、今回は前回に続き「贈答のマナー2」と致しまして、お伝えいたします。
水引とは、和紙をこより状にして、水糊で固めたものでございます。
中国が輸出品の目印として、紅白の麻ひもで結んだものを日本に持って来たことが始まりとされています。
私達日本人は、品物をむき出しで渡すのはいやらしいと考える方が多いです。
贈答品を奉書紙で包み、この水引で結んでとめるという事が贈答のマナーとされています。
ですが今では一般的に、先日お話しました「のし」や「水引」が印刷された掛け紙を使います。
悪までも、これは簡易的なものだという事を覚えていていただきたいと存じます。
次に結び方ですが、種類は沢山あるのですが良く使われる3つの結び方を覚えていただければと思います(*'ω'*)
・何回でも結び直す事ができる「蝶結び」
・一度結ぶとほどけない「結び切り」
・結び切りと同じでほどけず、
引っ張ると更に固く結ばれる「あわじ結び」
がございます。
また、色も
金銀・・・婚礼、長寿のお祝い
紅白・・・一般の慶事
黒白、黄白、銀白・・・弔事
とございます。
このように、用途に応じて結び方、色を考えて使う事がとても大事です。
前回もお伝えしましたように、贈り物とは言葉では言い表せない思いを物で伝える事です。
ですので間違えると、思いを伝えるどころか、とても失礼にあたります。
いかがでしたでしょうか。
これからお中元や、お盆でお供え等もございます。
また、日頃の手土産などもそうです。
お店の方に任せきりにせず、自分でもきちんとした贈り物のマナーを知っておくことも必要でございます。
贈り物をするのは、自分ですから。
この度も最後までお読みいただきありがとうございました。
最後になりましたが、
被災された大阪の皆様お見舞い申し上げます。
私も大阪出身ですので、沢山の知人が怖い思いをいたしました。
雨の多いこの時期、片付け等も進みにくいとは存じますが、
どうぞ無理はなさらぬよう、ご自愛くださいませ。
上田 由佳子
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