接遇サービス
皆様こんにちは(^^♪
上田由佳子でございます。
先日は3月3日、桃の節句ひなまつりでしたね。
女子の皆様の健康を祈る日でございます。
ちらし寿司にハマグリのお吸い物、ひなあられ等、ひな祭りには女の子の成長と将来への思いがたくさん込められているようです。
あのかわいいちらし寿司の彩にも、意味があるのですよ。
・いくらや紅しょうが等の赤は、魔除けの赤
・ご飯の白は、清浄の白
・絹さややグリーンピース等の緑は、健康と長寿の緑
この様な意味を知って頂くと、また違う目線で行事を楽しめるのではないでしょうか( ^)o(^ )
さて意味といえば本日は、「接遇サービス」という言葉について今一度考えていきたいと存じます。
皆様「接客」と「接遇」の違いはご存知でしょうか?
それをお伝えする前に「サービス」という言葉について知っていただかなければなりません。
「サービス」とは{奉仕する、仕える}という意味がございます。
ラテン語の「servitusセルヴィタス」が語源となっております。
「セルヴィタス」とは、{奴隷}という意味があります。
しかし現代は奴隷制はございませんので、いわゆる{主従関係}という事になります。
サービスを受ける側が「主」で、サービスを提供する側が「従」となります。
そして、この主従関係には常に「対価」が発生します。
ですので、提供すると決めたものを提供し対価をいただく事がサービスなのです。
このサービスには、3つのサービスがあります。
・人(料理を運んだり、施術など人が行うサービス)
・物(鉄道の電車が移動を提供するように、物が何かを提供するサービス)
・金(値引きや割引等、お金に関するサービス)
この中の「人が行うサービス」が接客です。
接客はサービスとお客様の間を取り持つもの(ニーズを一致させるもの)なのです。
ですので「いつでも、どこでも、誰にでも」が対象になります。
では「接遇」とはなんでしょうか?
接遇の「遇」は{もてなす、めぐりあう}という意味がございます。
「もてなす」に丁寧語の「お」をつけたものが、「おもてなし」です。
おもてなしは、心と心をつなぐもの。
その人が居ない時にでも、心を配る。
「この時、この場、この人にだけ」が対象です。
どうしたらその方に喜んでいただけるか、満足感を感じていただけるかを考え行動を起こすことが
「おもてなし」でございます。
おもてなしをする事で、相手の期待を上回る事ができれば、ファンになっていただけリピートしていただける様になります。
もうお分かりですね。
接遇サービスとは、
【接客+おもてなし】です。
皆様、この接遇サービスでお客様に喜んでいただきリピートしていただける接遇者になりましょう。
まだ、寒の戻りがあるようです。
皆様、どうぞご自愛くださいませ。
この度も最後までお読みいただきありがとうございました。
上田 由佳子
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