ご案内の方法


皆様こんにちは、上田由佳子です。


初めに、

この度の九州豪雨で被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。

一日も早い復興をお祈りしております。


この度もご訪問ありがとうございます。

いよいよ、関東も梅雨明けし夏も本格的になってまいりました。とはいえ、今年は早い時期から真夏日を更新し、いつまで続くのやらと感じる毎日です。

北海道が全国で一番気温の高い日があると思えば、今までに無いような豪雨、地球温暖化が進んでいるのが私達素人にも感じるようになってまいりました。

1人1人が本当に真剣に、温暖化について考えなければいけない時期に来ているのではないでしょうか。

私達ができる事は小さな事ですが、できる事をしていくという心がけをもって過ごしていかなければならないと改めて感じております。


さて、前回から接遇における「立ち居振る舞い(態度)」についてお伝えしております。

前回は「待機姿勢」と「物の受け渡し方」についてお伝えしました。

今回は、「お席やお手洗いなどにご案内するときの仕方」です。


まずお席やお手洗い等の場所を方向でご案内する場合、


5本指を揃え、手のひらを斜め上向きにして、指す方向を示します。

  *指を開かない、手の甲を御客様に見せない

・肘の曲げ方で距離感を出す

  *遠い場所は肘を伸ばし、近くは肘を曲げて示す

・目線は人➡方向➡人の順番に合わせる

  *必ず目線はお客様に合わせましょう。
  *手だけで指し示す事は失礼です。

・右側を指す時は右手で、左側を指す時は左手で指し示す

  *ご縁の空間を遮らない

  *行く方向で指し示す事で、分かり易い


料理やメニューを指し示す時は、

5本の指先を揃えて、手のひらを見せて指し示します。

 *一本指の指先だけでは失礼です。


前回の愛さんが「訪問者を受ける側のマナー」でもお伝えしていた事と重なりますが、

その場所(お手洗いやお席等)までお客様をご案内する場合


・お客様の2~3歩斜め前を歩き、先導します。

・階段やエスカレーターがある場合

 *お客様に手すり側に立っていただき、お客様よりも低い位置を心掛ける

   注意;お客様が女性の場合は、昇りで下に人がいる事が気になる方もいらっしゃいますので、断りをいれて先導してあげると安心される方も多いです。


・エレベーターに乗る場合

 *先に誰も乗っていない場合

  お客様に「失礼します」と一声かけ、先に乗り込み操作盤の前に立ちドアを押さえて、お客様に乗っていただきましょう。

 降りる時は「開」ボタンを押し、先に降りていただきます。


 *先に他者が乗っていた場合

  中の方が「開」ボタンを押してくださっている場合はドアを押さえて、お客様に先に乗っていただく。自分は最後に「失礼します」と一声かけて乗る。

 降りる時は「御先に失礼します。」と一声かけて先に降り、ドアを押さえてお客様に降りていただく。



場所までご案内する場合は、笑顔でさり気ない会話などができると素敵ですね。

さりげなくきちんとしたご案内をすると、会社や店舗の上質感もアップし、お客様も自分を大事にされていると感じる事ができます。


いかがでしたでしょうか

今回はお席やお手洗い等の場所へのご案内の方法をお伝えしました。

次回は物の拾い方や、歩き方等をご紹介したいと思います。


とっても暑い毎日ですが、これから花火やお祭り等のイベントの季節でもあります(^◇^)

プールや海も良いですね。私なんかはビヤガーデンが魅力的です♥

この暑い夏にしかできない楽しみを見つけて、夏を楽しみましょう!(^^)!

くれぐれも夏バテ、熱中症にはお気をつけくださいませ。


この度も最後までお読みいただきありがとうございます。



上田 由佳子














接客人

これから接客業につく人、 現在携わっている人へ伝えたい・・・! おもてなしの楽しさ、美しさ。 接客業だからこそ経験できる喜びを感じてほしい・・・ そんな想いで立ち上げました。 少しでも皆様お店のご繁栄のお役にたてればと思います。

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