正しいお茶の出し方

  九州北部豪雨により、たくさんの方々が被害に遭われた事と存じます。
お住いの皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
また、一日も早い復旧と、被災された方々が日常生活に戻れるよう、お祈り致しております。

 皆様こんにちは。
村山愛でございます。
本日もありがとうございます。

 7月に入り、気温の高い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
連日、ジリジリと暑い日が続きますと、 冷たいものがついつい恋しくなってしまいますね!
 かき氷やアイスクリーム、冷たく冷えたジュースやお茶、ビールにレモンサワー笑
 お素麺や、冷やし中華も良いですね〜〜笑
 どうぞ皆様、上手に暑さと付き合いながら、この季節を乗り越えましょう❗️

 さて、数回にわたり、訪問のマナーについてお伝えしてまいりましたが、今回はその中にもありました、

正しいお茶の出し方🍵


について書いていこうと思います。



  訪問者に対し、職場でもお宅でも、お茶をお出しする機会は多い事と思います。
 突然のお茶出し、アレ⁇これ、正しいのかしら⁈
そんなご経験、ございませんか⁇

 ご存知の方も、再確認!
ご覧いただけたら嬉しいです🍵

 基本的に、お茶、コーヒー、紅茶は同様の出し方をします。


①飲み物を運ぶ時はお盆は胸の高さで持って運びます。

⇨運ぶ時は茶碗と茶托(カップとソーサー・グラスとコースター)は分けて乗せます。

  • 茶碗を茶托(カップをソーサー)に乗せて運ぶと、振動でこぼれてしまい茶碗(カップ)の底へ滴ってしまう事があります。底が濡れた状態で茶碗(カップ)を持ち上げると、茶托がくっついて来てしまう事があり、また、見た目もよくありません。必ず分けて運びます。

⇨綺麗なフキンをお盆の端へ一緒に乗せていきます。


②入室し、「失礼いたします」と挨拶をします。

⇨挨拶やお辞儀の際は、お盆は体の正面から少し横へずらします。

  • 髪の毛や、息、唾が飲み物へ入らないように横へずらします。お盆の上で、茶托(ソーサー)が体の正面側へ来るようにあらかじめ配置しておくと良いでしょう。
   

③入室後、サイドテーブルに置き、お盆の上で茶碗の底(糸じり)をフキンで軽く拭いてから茶托(ソーサー)へ乗せます。

⇨茶碗に柄がある場合は、きちんと柄の方向にセットします。

⇨出来るだけ小さな動きで手際よく拭きましょう。

⇨数が多い場合は、急須に入れたものを一緒に持っていき、サイドテーブルへ置き、茶碗に注ぎ茶托へ乗せます。

⇨サイドテーブルがなく、数が少ない場合は、その場でお盆の上で行うか、若しくはデスクの下座で行います。


④上座の人から順番に出します。

⇨お客様の後ろ右側から出し、お客様の右斜め前に置きます。

⇨コーヒー、紅茶を出す時は、スプーンはソーサーの上・カップの手前に置きます。持ち手は右側にします。

  • ビジネスシーンでは、コーヒーや紅茶を楽しむものではなく、書類を見ながらの商談になる事が多いので、すぐに飲みやすいよう、持ち手を右側にする事が多いです。

⇨砂糖、ミルクは一緒にソーサーに乗せるか、別の容器にまとめて出します。

⇨冷たい飲み物は、先にテーブルへコースターを置き、次にグラスをコースターの上へ置きます。

  • 書類に水滴がついてしまうことを防ぐ為、冷たい飲み物には必ずコースターをつけましょう。そして、コースターは先にテーブルへ置きます。お盆の上では行いません。

 ⑤出し終えたら、フキンをお盆の裏へ当ててしっかりと持ち、お盆の表を外側へ向け、脇に抱えます。

⇨手先だけで持ち、ブラブラと運ぶのはやめましょう!


※長い会議の場合

⇨特にお茶は30分ほどで風味も飛び、冷めてしまいます。頃合いをみて、お茶を差し替える場合は、同様の方法で先に新しい熱いお茶をお出しし、古い方を下げます。
⇨下げる時は、茶托(ソーサー)に乗せたまま下げます。

そして❗️❗️

緊張のあまり、あまり強ばった表情、動きにならないよう気をつけましょう❗️❗️


 以上、いかがでしょうか⁇

 お茶出しのマナーがしっかりと身につき、自信のある立ち居振る舞いは、その会社のイメージアップにも繋がります。
 また、美しい所作は、どよのうな場面においても、お茶をお出しする。というおもてなしの心がしっかりと伝わりますよね❗️

  どうか、皆様のイメージアップに繋がるお茶出しのお手伝いができたら嬉しいです😊

 暑い季節、汗をかいて一生懸命お仕事をされているみなさまに、正しいお茶の出し方、美しい所作で、冷た〜〜く冷えたお飲み物をお出しし、少しでも涼しい気持ちになっていただけたら、嬉しいですよね❗️

 これから、夏本番☀️
皆様、どうか熱中症など、お気をつけになって、お過ごしくださいますよう、お祈りいたしております。

 本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
村山 愛


接客人

これから接客業につく人、 現在携わっている人へ伝えたい・・・! おもてなしの楽しさ、美しさ。 接客業だからこそ経験できる喜びを感じてほしい・・・ そんな想いで立ち上げました。 少しでも皆様お店のご繁栄のお役にたてればと思います。

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