大切な五つの心

皆様、こんにちは。
村山愛です。

 寒い日が続いていますが、皆様お健やかにお過ごしでしょうか。
 大雪のニュースもテレビ等で拝見し
、その地方へお住いの皆様は、大変な事と存じます。
降り積もる雪の中での暮らしを案じております。

 春が待ち遠しい時季ではありますが、先日、夕暮れ時が少しずつ確実に遅くなっているのを感じました。
春の訪れがそう遠いことではない事を教えてくれている様で、なんだか嬉しくなりますね!

 さて、私は先日、京都へ旅行へ行ってまいりました🚅
 京都は雪景色で、なかなかない貴重な体験を沢山させていただきました。
 寒さはとっても厳しかったですが…笑

その時に拝見したお寺、青蓮院さん。
修学旅行で行かれた事がある方も多いと存じます。

 雪の影響もあり、その日の寺院はとても静かで情緒を感じ、心洗われる時間を過ごさせていただきました。
 そこへ掲げられている言葉。
どこかで見た事がある!

とお感じの方も沢山いらっしゃると思います。
私もその一人でした。
職場に貼ってあるという方や、会社の社訓になっているという方もいらっしゃるかと思います。

 とても静寂な、雪降る素敵な寺院で、ゆっくりとこの言葉を読み、改めて

の大切さを感じました。

私は特に、三つ目

おかげさまですという謙譲の心

を大切にしたいな、と思いました。

上田さんも書かれていた、繁栄店のスタッフのおごった接客態度…
接客業を長くしていると、お客様が来て当たり前、仕事をして当たり前、お給料をいただいて当たり前…
気付かないうちに、自分本位な考えに偏ってしまう事があります。

 お客様は、そのお店を選んで来てくださっている。
 お客様が来てくださるおかげで、自分は働かせていただいている。
お客様にご満足いただき、お支払いをしていただけたことにより、自分は報酬をいただいている。

お客様や、会社、お店、周りの方々のおかげで自分は有るのだという気持ちを忘れてはいけないですよね。

この、おかげさま「お陰」についてですが、
ビジネスや接遇の場でもよく耳にしますし、使う言葉ですよね。

「陰」と聞くとなんだか暗く、マイナスなイメージですが…

陰は神仏などの偉大なものの陰の事。

その庇護を受ける意味として使われ、そこに様をつけ丁寧になったと言われています。

感謝の気持ちを込めて使う言葉なので、
例えば
「お陰様で目標を達成することができました。」
→周りの方々の協力、応援があったので、目標達成する事ができ、感謝している。

 「お陰様で目標達成しました。」
→協力応援はあったが、自分一人でやりました。

後の言葉の使い方により、
なんとなく与える印象が変わってしまいます😔

あくまで、おかげさまは感謝の言葉だという事をしっかりと認識し、謙虚な言葉で使いたいですね。

また、最後の一行にあります
「一隅を照らそう」
の一隅を照らすとは、天台宗を開いた伝教大師最澄の言葉で、
「一隅」とは、今自分がいる場所や置かれた立場を指します。
一隅を照らそう
 自分の置かれている環境で、ベストを尽くし光り輝こう‼️
と言う事です。
また、一人一人がその気持ちでいれば、社会であれば社会全体が、家庭であれば家族みんなが、明るく輝いて行くという意味でもあります。

一人一人の心がけで全体が明るく輝く‼️
そうでありたいものです^_^

まだまだ寒い毎日ですが、朗かな春を想像しながら、一隅を照らしましょう‼️


本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました😊

     村山愛




接客人

これから接客業につく人、 現在携わっている人へ伝えたい・・・! おもてなしの楽しさ、美しさ。 接客業だからこそ経験できる喜びを感じてほしい・・・ そんな想いで立ち上げました。 少しでも皆様お店のご繁栄のお役にたてればと思います。

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