「いらっしゃいませ」合ってますか?

皆様こんにちは、鮮やかな紅葉の季節となってまいりましたが如何お過ごしでしょうか?

上田 由佳子でございます。


先日、お弁当を持って上野公園へふらっとお散歩に行ってきました。

紅葉はまだ少し早かったですが・・・(;^ω^)

しかし上野公園は世界遺産にも登録された西洋美術館や博物館などがたくさんあり、とてもお勧めの場所です♪

今週末位、良い感じで紅葉になってると思います♪

自分が感性豊かな芸術家にでもなったような気分になれますよ。

ぜひ芸術の秋を満喫しに行ってみて来てください(^^)


さて、今回はお客様が来られた時にする最初の挨拶「いらっしゃいませ」についてずっと思っていた事を書いてみました。


皆様のお店ではどんなファーストアクションの決まりやタイミングがあるでしょうか?


例えば、

*一人のスタッフが「いらっしゃいませ~」と大きな声で挨拶すると、続いて全員で「いらっしゃいませ~」

*一人のスタッフが「お客様ご案内いたします~」で全員で「いらっしゃいませ~」

*一人が「お客様、ご来店です」と言ってパン!と手を叩き、その合図で全員で「いらっしゃいませ~」

*一人のスタッフが静かに「いらっしゃいませ、ご案内いたします。」

*太鼓を叩くお店もあるみたいです


など他にもたくさんあります。

皆様個性的でよく考えていらっしゃいますね。

しかし本当にその「いらっしゃいませ」の挨拶、お店に合ってますか?


以前、ある割烹料理のお店に行きました。

そこは趣のある高級感漂う玄関で、入口前のメニューをみるとお値段はお高めだったのですが、連れのお祝いだという事で奮発しようと思い切って入りました。

静かな玄関を抜け、中に入るとスタッフが大きな声で「いらっしゃいませ~」、すると全員で「いらっしゃいませ~」と私達に向けられました。

もちろん気分は悪くなかったです。

ただ、静かな空気感のお店とのギャップに違和感を感じたからか私達はびっくりしました。

そしてその活気のある歓迎の挨拶で私は外にあったメニューの値段など忘れ、雰囲気も気さくな感じだしお値段もきっと気軽なのだろうと思ってしまいました。

しかし、やはりそれなりのお値段でした"(-""-)"・・・(たしか単価にして2万円ほど)

最初のイメージのままだとそんなものだと思ったのでしょうが、雰囲気で一度気軽なのだと思ってしまったばかりにすごくお高く感じてしまいました。


そうかと思えば、時間が余ったので一、二杯だけ飲もうとある道路沿いにあるオープンな入口のワインバルに伺った時の事・・・

バルなので気軽にと思ったのですが、入口で一人のスタッフが静かに丁寧に「いらっしゃいませ、どうぞこちらに」とメニューを持ち、席に案内すると椅子を引いてくださりメニューの説明を受けました。

他のスタッフは黙々とお仕事をされてました。

私は入るところを間違ってしまったのかと、少し不安になった事があります。

そんな説明よりも早く飲み物をオーダーしたいと感じました。


どちらも接客マナーとしては間違ってはいません。むしろきちんとマニュアルを作っているのでしょう。

しかしお客様は勝手にお店のイメージ(雰囲気や料金等)をもって来店されます。

それがちぐはぐだと違和感を感じます。

逆にイメージとお店のコンセプトや雰囲気が合致すれば、再来店に繋がりやすいのではないでしょうか?


貴方のお店はいかがですか?


ギャップというのも悪くはないかもしれません。

しかし、まずは安心感を作ってみてはいかがでしょうか?

最初の挨拶でお店の印象をもたれます。

本当に貴方のお店に合った挨拶ができているかどうかお客様の立場で確認してみてください。

声の大きさ、声のトーン、タイミング等見直してみてはいかがでしょうか?



最後までお読み頂きありがとうございました.

これからも、接客者としてまたはお客の立場として感じた事を接客マナーを組み込みながら書いていきたいと思います。

よろしくお願いいたします。


11月も半ばに差し掛かり、徐々に12月にむけての準備で忙しくなってきているのではないでしょうか?

くれぐれも風邪などひかないよう、体調管理に気をつけてくださいませ。


            上田 由佳子






接客人

これから接客業につく人、 現在携わっている人へ伝えたい・・・! おもてなしの楽しさ、美しさ。 接客業だからこそ経験できる喜びを感じてほしい・・・ そんな想いで立ち上げました。 少しでも皆様お店のご繁栄のお役にたてればと思います。

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