以心伝心!

 皆さまこんにちわ。
村山愛です。

 11月も半ばを過ぎ、一気に木々が色付き、紅葉が深まりましたね。

 いつも歩く街並みも、いつの間にかシックな色合いになり、アッと言う間に景色が変化し、驚きさえ覚えます。

 何気なく過ぎて行く毎日ですが、ふとした時に、「色」で季節の変化を感じる事ができると言う事…
とても素敵な事だなぁと改めて感じております。

何となく切なく、冷え込む季節…ホッコリとした、心暖まる気分を求めているからなのでしょうか…⁇
私はこの季節になりますと、青春時代の切ない気持ちを思い出すのですが笑
皆さまはいかがでしょうか?

 想いを寄せる人に、気持ちを伝えようと、放課後友人と、ドキドキしながらはしゃいでいた気持ちを思い出します!

 「 気持ちを伝える」と言うことにおいて、言葉だけで伝えることもできますが、それでは一方的であり、自己満足なのですよね。(青春の告白はこちらでよいと思います笑)
「気持ちを込めて伝える」と言う事により、相手の事を想った伝え方に変わり、そして相手に伝わるのだと言う事を、講師の勉強の中で改めて気づきました。

それは、講習時に行ったロールプレイで体感させてもらった事。

 よく、道端で、カーディーラーの方が、お客様が見えなくなるまでお見送りをされているのを見かけた事があると思います。
 心のこもったお姿は、見ているこちらも暖かい気持ちになりますし、実際にお見送りをされているお客様は、大切にされているという気持ちになりますよね。

 二人一組になり、お客様役・店員役になります。
( お見送りのできる長い廊下などを利用します。)

お互い向き合い、店員役は「本日はありがとうございました」など、感謝の言葉を伝え、お客様役はその後背中を向けて、そのまま数メートル(振り返らずに)歩いて帰って行く。

 この動作を、2回行う。

  • 1度目は去って行くお客様役の背中を見ず、すぐ振り返り、お店に(業務に)戻るふりをする。
  • 2度目は、感謝の気持ちを込めて、優〜〜しくお客様役の背中を見つめ続ける。
 お客様役は背中で何を感じる事ができるか…

この2パターンのお見送りを行ってみると、不思議なことに‼︎
心を込めて背中を見送られると、何となくホンワリと背中が暖かく、思わず振り返りたくなるものなのです‼︎

日本には

以心伝心

という言葉がありますが、これは、禅宗の言葉で、

言葉に頼らず、心から心へ伝えること

無言のうちに気持ちが相手に通じること

心を以って心に伝える。

とても素敵な言葉ですね。

まさに、以心伝心、背中に心が伝わってくるのです。

 想いは伝わる


私はそう信じています。
接遇において、気持ち、心を込めることは大切ですし、接遇のお仕事をされている方は日々心がけていらっしゃる事と思います。

しかし、さらに「心に伝える」と言う事を強く想う事により、お客様にもう一歩近づく事ができるのではないでしょうか。

 木枯らし吹く、何となく切ない季節…
皆さまも是非、青春の様な気持ちを思い出し笑
心に伝える、以心伝心の接遇で、お客様との心の距離を縮めてくださいね♡

 まだまだ寒暖の差がございますので、どうか皆さま、風邪などひかれませぬよう、お気をつけくださいませ。

 今日もお読みいただき、ありがとうございました。

 村山 愛









接客人

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