「お休み」の伝え方
皆さまこんにちは。
村山愛でございます😊
あっという間に12月も下旬にさしかかり、皆さま更にも増して、お忙しくお過ごしのことと存じます。
つい先日、今年の漢字が発表されましたね。
今年は「北」ということでした。
昨年は「金」と、とても明るい理由での漢字であった為、今年は少しナイーブなイメージの強い理由での漢字であり、私といたしましては少し残念な気持ちとなりましたが…
来年はまた、明るい理由での漢字である事を祈って、新年を迎えられたらと思います❗️
皆さま個人の今年の漢字はなんですか⁉️
職場やご家族と、ご自身の今年の漢字を発表し合い、理由や今後の目標などをコミュニケーションの一貫として行うのも良いですね☺️
さて、今回は、もう少しでお正月休み🎍
ということで、皆様も心弾まれている事ではないでしょうか😊
それぞれの職種や、勤務体制により、お正月休みは交代で、 また、会社全体でお正月休みとして休業される等々、様々な休暇の取り方をされる事と存じます。
相手にお休みである事を伝える時、皆様はどのようにお伝えしていますか⁉️
例えば、Aさんが、お休みをとっているとします。
Aさん宛に電話がありました。
Aさんがお休みである旨、お伝えする際、どのような言い方をしますか?
①「本日Aはお休みをいただいております」
②「本日Aは休んでおります」
答えは②です❗️❗️
以外と、①を使用している方、多いのではないでしょうか?
実際、私もそのようにお答えになる方を多々お見受けしております。
しかし!「いただいております」は間違えた敬語なのです。
以前、上田さんが、間違えやすい敬語について書かれていました。
今回はその中の、
させていただく
について、お正月休みにちなんで書いて行こうと思います!
平成19年に文化庁より、
「敬語の指針」
というものが発表されています。
その中に、
「させていただく」
について記載されているのですが
させていただく
⇨・相手に意思がある場合
⇨・その事により恩恵を受ける場合
のみ、使用。
となっています。
この為、①の
「お休みさせていただいております」
という言い方ですと、
相手に意思がある(休んで良いという意思)許可をもらっている事になるので、
「わたし休んでいいなんて言っていないわよ?」
という事になってしまいます😓
そのほかで言いますと
⭕️「コピーをとらせていただいてもよろしいでしょうか?」
⇨許可を得て、恩恵受ける
という条件を満たしているので正しい使用です。
❌「新郎とは小中と勉学を共にさせていただきまして」
⇨許可を得て勉学を共にした訳ではないので、間違った使用です。
そして、年末年始のお休みについて、取引先やお客様にお伝えしなければならない事と思います。
貼り紙やポスター等でお知らせをする場合も同様、
⭕️「12月◯日より1月◯日まで、お休みいたします。」
❌「12月◯日より1月◯日まで、お休みさせていただきます。」
と、正しい敬語でお伝えいたしましょう。
いかがでしょうか?
させていただく
については、以外と無意識に、良いと思って使用していることが多いのですが、実はこのように注意が必要です。
「 お休み」
が多くなるこれからの時期、正しいお休みの伝え方で、先方に失礼の無いよう、楽しい休暇をお楽しみいただけたらと存じます。
まだまだ、繁忙期はこれからという皆様も多い事と存じます。
どうぞ体調など崩されませぬよう、暖かくしてお過ごしください。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
村山愛
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