お歳暮のマナー

 皆さまこんにちは。
村山愛でございます。
本日もありがとうございます😊

 あっという間に12月となり、あれやこれやと済ませなければならない事、たくさんの事柄に忙しなく過ごす月となりました。

 気づけば、つい先日まで、暑いね〜〜なんて言っていたような?笑笑

 本当に月日というものはあっという間に過ぎて行くものですね…

 1日1日を大切に、充実した毎日を送ろうと、改めて思わせてくれるのが12月の醍醐味でしょうか笑笑

 さて、そんな忙しい12月。皆様もお忙しくされていることと存じます。
年賀状の準備や、大掃除、新年に向けての準備や、お歳暮…

 本日はその中の

お歳暮のマナー

についてお伝えしようと思います!

お歳暮とは…

日本古来の行事である御魂(霊)祭り(みたままつり)→1年を2回に分け、先祖の霊を迎えてお供え物をして祀った
が起源で、分家から本家に、嫁ぎ先から実家に、使用人から雇い主などへお供え物が贈り届けられたことに発祥したと言われています。

 当時は正月を前に、年の瀬を無事に越し、新しい年を迎えるにあたっての必需品として、お酒・お餅・干し魚・数の子・スルメ・昆布・塩鮭などの日持ちのする食品が贈られていたようです。
 現在では、贈られる品物も多様化し、豊富になりましたが、日頃お世話になっている方々へ一年間の感謝を込めてお礼の気持ちが贈られています。
 

1.送る時期は?🗓

元々は正月を迎える事始めの日、12月13日から贈る習わしがありました。
しかし、現在では

12月初め(早いところでは11月末頃)〜20日くらいまで

には届くように贈るのが一般的です。

ついうっかり…それ以降になってしまった場合は、「寒中お見舞い」「寒中お伺い」の熨斗でお贈りする、若しくは年明け、松の内(1月1日〜6日まで)に「お年賀」としてお贈りしても良いでしょう。

2.誰に?👨‍👩‍👧‍👦

基本的には、お歳暮は必ずしも贈らなくてはならないものではありません。

日頃の感謝の意味を込めて、また、今後ともよろしくお願いします。という気持ちを伝えたい相手へ心を込めて贈りましょう。
例、取引先、お世話になっている上司など
最近では、感謝の気持ちを贈ると言うことで、親しい知人など、身近な人へ、気軽に贈る方も増えているそうです。
これもまた、日本人ならではの素敵な習慣の変化ですね。

●取引先の会社に贈る場合→宛先は先方の社長名にします。
支店宛の場合には支店長名、部署宛に贈る場合にはその部署長名で贈ります。
また、会社や職場によっては、贈答品の受け取りを禁止している場合もあります。気になる場合には、事前に確認をすることをおすすめいたします。

3.金額は⁇💴

 一般的に

・親戚や知人→3000円

・お世話になっている上司→5000円

・特別お世話になった方→5000〜10000円

とされています。

4.贈り方は?🚚

本来は風呂敷に包んで持参するのが正式ではありますが、最近では、遠方であったり忙しかったりとの理由から、宅配便で贈るケースが多くなりました。
また、ビジネスの御歳暮では、相手の業務に支障がないように、あえて宅配便で贈る事が主流となっています。

事前に、挨拶状または送り状(日頃お世話になっていることのへのお礼、挨拶、お歳暮を送ったこと、いつ頃どの様なものが届くのかを記載)を手紙、ハガキなどで郵送、もしくはお電話を入れておきましょう。

●宅配便で送る場合

宅配便で送る場合でも送り状を郵送するのが正式なマナーです。品物に同封するか、または品物が届くよりも早く「送り状」が届くようにしましょう。

配達時刻を指定(時間指定)が可能であれば、会社、職場あての場合には月営業時間内を指定したり、ご家庭あてには土日や、帰宅後の時間帯を指定するなど受け取り手への配慮も必要です。
また、商品によっても(生菓子、生鮮品などの場合)配達日や時間指定の際に配慮をしましょう。

●訪問する場合
→「訪問のマナー」をご覧ください。

5.熨斗は?

紅白(赤と金色で印刷されている)の5本(又は7本)花結び(蝶結び)に熨斗が付いたデザイン(花結び祝い、一般お祝い用)のものを用います。

 献辞(上書き)は水引中央結び目の上に「御歳暮」と書き、名前書きは水引中央結び目の下に献辞よりやや小さめにして「フルネーム」で書き入れます。

6.喪中の場合は?

お歳暮はお祝いごとの贈り物ではなく、普段お世話になっていることに対する感謝の気持ちを贈るものであることから、当方又は先方が喪中の場合であっても、お歳暮を贈りあうことは特に差し支えないとされています。
しかし、忌中の場合は、事前にお断わりを入れて先方の了解を得た上で、時期をずらして寒中見舞いの形で贈る方法もあります。
配慮ある対応を心がけましょう。


いかがでしたでしょうか?

忙しい時期だからこそ、マナーあるお歳暮で、1年の感謝、そして今後のご挨拶、心のこもった贈り物をしていただけたらと存じます☺️

 皆様の円滑な人間関係、また、その方達との信頼関係のお手伝いができましたら嬉しいです😌

 師走に相応しい、忙しい12月、皆様、体調など崩されませぬよう、どうぞお気をつけてお過ごしください。

 本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

村山 愛

接客人

これから接客業につく人、 現在携わっている人へ伝えたい・・・! おもてなしの楽しさ、美しさ。 接客業だからこそ経験できる喜びを感じてほしい・・・ そんな想いで立ち上げました。 少しでも皆様お店のご繁栄のお役にたてればと思います。

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