メラビアンの法則

 皆様こんにちは。
村山愛でございます。
本日もありがとうございます😊

 今日は、「秋分の日」でした。
秋分の日とは、

先祖を敬い、亡くなった人をしのぶ日

です。
秋分の日は、春分の日と同様、昼間と夜との時間がほぼ同じになる日です。

 極楽浄土は西方にあるという仏教の教えから、太陽が真西に沈む春分と秋分の日には、先祖に思いをはせ、供養するという宗教的考えもあり、今の、
「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日」
につながっていったそうです😌

 本来の秋分の日の意味を改めて理解し、先祖や亡くなった方への想いを馳せる。
そんな1日を過ごされてみてはいかがでしょうか💐

 さて、前回、

円滑なコミュニケーション

について書かせていただきましたが、今回はそれに関連して、
人は、

コミュニケーションの内容を何で理解するか?

という事に焦点を置いてみたいと思います❗️

 皆様、

「メラビアンの法則」

をご存知でしょうか?
ご存知の方も多い事とは思いますが

メラビアンの法則とは、 アメリカUCLA大学の心理学者、アルバート・メラビアンが1971年に提唱した概念です。

 人物の第一印象は初めて会った時の3〜5秒で決まり、またその情報のほとんどを「視覚情報」から得ていると言う概念です。

コミュニケーションの内容を何で理解するのか?

メラビアンの法則によると、

・視覚情報 【見た目/表情/しぐさ/視線等】

→55%👁

・聴覚情報【声の質/話す速さ/声の大きさ/口調等】

→38%👂

・言語情報【言葉そのものの意味/話の内容等】

→7%👄

この様に、会話の内容よりも、目から入って来る情報で判断していることが半分以上である❗️ということなのです。

 マナーの観点から、常に

「第一印象の大切さ」

をお伝えし続けていますが、まさに、コミュニケーションにおいて、会話の内容の理解においても、ファーストコンタクトの
【見た目、表情、しぐさ、視線】により、伝わり方が全く違ってくるということが分かりますね…。

 以前、テレビで、俳優の竹中直人さんが、「怒りながら笑う人」という、一発芸?を披露されていたことがありました笑
ご覧になった事のある方も多い事と思います。

 本当はとても怒りの気持ちでいっぱいであっても、満面の笑顔で怒っていては、こちらへはうまく伝わってこないですよね。
 言葉ではキツく、「ふざけるな、このヤロー」と言っていても、顔が笑顔であれば、冗談かな?としか捉えることはできませんね笑

 この様に、人は会話の内容を視覚情報で理解する事が多いという事です。

 ロールプレイングとして、二人一組になり、
「私、今日、とても嫌な事があってね」
というセリフを、笑顔と暗い顔、両方のパターンで、行ってみるのも良いと思います。
伝わり方の違いがとてもよく分かりますよ❗️

この法則は

「3Vの法則」

・視覚情報=Visual👁
・聴覚情報=Vocal👂
・言語情報=Verbal👄
とも言います。
 

相手に物を伝えたければ、全身で伝える事❗️

が大切ですね。

 私は今回、マッサージと言う場面でのスタッフの方の接遇において、円滑なミュニケーションを感じましたが、マッサージ中はお顔が見えない為、視覚情報がほとんどありませんでした。
 しかし、前回書きました、スタッフの方の、コミュニケーションの3原則をキチンと感じる会話と、入店から案内までの、第一印象の良さと言う視覚情報から、円滑なコミュニケーション、おもてなしの心を感じる事が出来たと思います。

 どこか、1つだけ、部分的に完璧でも、お客様は満足できません。
全てにおいて、抜かりなく対応してこそ、おもてなしの気持ちが伝わるのではないでしょうか…

 

 秋分の日を境に、秋の夜長がやってまいりますね🌉
 皆様もどうぞ、秋の夜長を楽しみながら、お過ごしください!

 本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました😊
村山 愛

 

 




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